移住の知識「香川県の暮らしにかかる費用は?」

暮らしにかかる費用はどんな感じ?

暮らしにかかる費用はどんな感じ?

香川県は物価が安い?

東京と地方で物価が高いのはどちらかと問われれば、多くの人は「東京」と即答すると思います。でもどうしてそう思うかと聞かれると具体的な根拠はなく、「なんとなくそんなイメージだから」と答える人が多いかもしれません。地方へ移住を希望している人の多くは、物価が安い土地でゆったりと暮らしたいと考えています。香川県で求人を探すなら、移住後の暮らしにかかる費用について現実に即したシミュレーションをしておきましょう。
「物価」にはいろいろな指標があるのですが、多くの人がイメージしている物価は「全国消費者物価指数」です。全国消費者物価指数とは、消費者が購入する商品やサービスなどの価格の変動を表している指数のことです。この指数の中には、食料や住居、光熱・水道、保険・医療、交通・通信など、暮らしに関する10の項目が含まれています。
では、香川県の物価の総合指数はどうかというと、2018年のデータでは「98.4」という数値でした。この年最も物価指数が高かったのは、「104.4」の東京です。中国四国エリアの中でも、島根県や徳島県、高知県の物価指数がやや高めなのに対して、香川県はやや低めでした。総合の指数なので項目によっては数値が高いものもあるかもしれませんが、少なくとも香川県の物価が全体的に低めであることは確かなようです。

圧倒的に安いのは「住居費」

香川県の物価指数を押し下げているのが「住居費」です。住居費に関する東京の指数が「133.0」なら、香川県はなんと「88.2」です。衣・食・住にかかる費用の中でも、住居費は東京や大阪などの都市部と地方で圧倒的な差が出る項目なんです。例えば、東京で家賃10万円の物件を探そうと思うと、ゆったり子育てできるような広い物件はなかなか見つかりません。ところが、香川県なら10万円で広くて日当たりの良い一戸建てが借りられてしまうといったイメージです。住宅を購入する場合にも、これと同じ法則が当てはまるでしょう。
「食料」や「衣服及び履物」の指数に関しては、都市部も地方も実はほとんど変わりません。地元の野菜を安く買ったり、近所同士でおすそ分けしたりする機会が多い地方のほうが、都市部よりも若干食費が安くなるかもしれないという程度です。圧倒的な差がある住居費を除いて「衣・食」の項目だけを合わせた指数で比較してみると、東京が「102.7」なのに対して香川県は「99.0」とやや低めです。これらのことからわかるのは、同じ費用をかけるなら都市部よりも香川県のほうがゆったりとした環境で生活できるということです。生活において何を重要視するかを考えれば、香川県へ移住することの価値をもっと実感することができるはずですよ。

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